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【調節性内斜視】調節性内斜視と言われた日に、親が一番混乱する3つ

はじめて聞く言葉に、頭が真っ白になった方へ

 

眼科で

「調節性内斜視ですね」

と言われた日に、頭が真っ白になった親御さんは少なくないと思います。

 

それまで気になっていたのは、

 

「なんとなく目が寄って見える気がする」

「写真で少し気になった」

「遠くや近くを見る時に違和感があるような気がする」

 

そんな小さな気づきだったかもしれません。

 

けれど受診をしてみると、

・調節性内斜視

・遠視

・メガネが必要

・継続して掛けることが大事

 

と、一気にいろいろな話が出てきます。

 

親御さんとしては、

「大事なことなんだろう」と思いながらも、

その場ですべてを理解するのはとても難しいものです。

 

実際に店でも、調節性内斜視のお子さんのご相談を受ける中で、

多くの親御さんが最初に感じているのは

【分からないことが多すぎて混乱している】

という状態です。

 

今回のブログでは、そんな診断直後の親御さんが特に混乱しやすいことを

3つに整理してお伝えしたいと思います。

目次

混乱① 何が起きているのか、よく分からない

一番最初に大きいのは、
【そもそも何が起きているのか分からない】
という混乱です。

「内斜視」という言葉だけでも不安なのに、
そこに「調節性」という言葉がつくことで、
さらに難しく感じる方が多いです。

親御さんの頭の中では、

・斜視って悪いことなの?
・ずっとこのままなの?
・目が寄るってどういうこと?
・何か見え方に大きな問題があるの?

と、不安が一気に広がります。

でも、診断されたその日は、
病名の意味を正確に理解することよりも、
まず「聞き慣れない言葉が出てきた」という事実だけで
気持が揺れます。

調節性内斜視は一般的には
【遠視が関係して、ピントを合わせる時の働きが強くなりすぎて、
目が内側に寄りやすくなる状態】
を指すことが多いです。

ただ、この説明を聞いても、すぐにはピンとこないのが普通です。

なぜなら親御さんが知りたいのは、
専門用語そのものではなく、

・うちの子の目に何が起きているのか
・今すぐすごく大変な状態なのか
・これからどう見ていけばいのか

という、もっと生活に近い話だからです。

つまり最初の混乱は、
知識不足というより
【難しい言葉と大きな不安が一気に来ること】
によって起こります。

ここで大事なのは、
「すぐ全部理解理解しなければ」と思いすぎないことです。

最初はまず、
【目のピント合わせの頑張りが強くて、目が寄りやすくなっていることがある】
くらいの理解から始めても十分です。

混乱② メガネの意味が分からない

次に多いのが、
【メガネを掛ける意味がよく分からない】
という混乱です。

眼科で
「メガネを作りましょう」
と言われると、多くの親御さんはびっくりされます。

特に小さなお子さんの場合は、
・こんな小さい子が本当にメガネを掛けられるの?
・ただ見やすくするためのメガネなの?
・それとも治療として必要なの?
・ずっと掛けるの?
・家の中でも掛けるの?

と、たくさんの疑問が一気に出てきます。

親御さんの中では、
「メガネが必要なんだ」ということは分かっても、
【『なぜ必要なのか』が腹落ちしていない】
ことがとても多いです。

ここが整理されないままだと、
・本当に作った方がいいのかな
・もう少し様子を見てもいいのでは
・こんなに嫌がるなら無理に掛けなくても…

と、気持ちが揺れやすくなります。

実際には、調節性内斜視でメガネが必要とされるのは、
単に「見えやすくするため」だけでなく、
【遠視の負担を減らし、目が寄りやすくなる状態を整えるため】
という意味合いがあることが多いです。

ただ、親御さんにとっては、
この『理屈』だけではまだ安心しきれません。

なぜなら本当に知りたいのは、
・掛けるとどう変わるのか
・掛けないとどう困るのか
・うちの子は続けられるのか

という、毎日の現実に直結することだからです。

ですから、診断直後の親御さんが混乱するのは当然です。
メガネが必要と言われたことに驚くのではなく、
【メガネの役割がまだ整理しきれていない】
ということが大きいのです。

混乱③ これからの生活がどうなるのか見えない

3つ目の混乱は、
実はこれが一番大きいかもしれません。

それは
【これからの生活がどうなるのか見えない】
という不安です。

病名やメガネの説明を聞いた瞬間から、
親御さんはすでにその先の生活を考え始めています。

・家でちゃんと掛けてくれるかな
・嫌がったらどうしよう
・幼稚園や保育園ではどうするんだろう
・お友達に何か言われないかな
・写真ではどう見えるかな
・すぐ壊したりしないかな
・毎回かけ直しが必要になるのかな

つまり親御さんは
医療的な話だけでなく、
【子どもの日常そのものがどう変わるのか】
を心配しています。

ここはとても大切なポイントです。

なぜなら、親御さんにとって本当に大変なのは
病名を知ることそのものより、
【そのあと毎日どう向き合っていくかが見えないこと】
だからです。

実際に、調節性内斜視のお子さんのご家庭では、

・最初はメガネを嫌がる
・何度も外してしまう
・園では外しがち
・掛け方に波がある
・親が疲れてしまう

といった悩みが起こることは珍しくありません。

でも、これは『うちの子だけ』ではありません。
多くのご家庭が通る道です。

だからこそ最初から
「ちゃんとやらなきゃ」
「完璧に掛けさせなきゃ」
と気負いすぐないことが大切です。

診断直後の親御さんが整理したいのは、この3つです

ここまでをまとめると、
調節性内斜視と言われた日に親御さんが混乱しやすいのは、次の3つです。

【1.何が起きているのか分からない】

病名が難しく、状態のイメージがつかみにくい

【2.メガネの意味が分からない】

必要と言われても、その役割がまだ整理できていない

【3.これからの生活が見えない】

家庭や園でどう続けていけばいいのか不安になる

この3つが同時に来るから、
診断直後は頭も心も追いつかなくなりやすいのです。

でも逆に言えば、
この3つを一つずつ整理していくことで、
気持ちは少しずつ落ち着いていきます。

最初から全部理解しようとしなくて大丈夫です

 親御さんはとても真面目な方が多いです。
だからこそ、

「ちゃんと理解しなきゃ」
「ちゃんと掛けさせなきゃ」
「ちゃんと対応しなきゃ」

と、自分を追い込んでしまいやすいところがあります。

でも、診断されたその日に全部を整理するのは難しいですし、
最初から完璧にできなくても大丈夫です。

まずは、
・何が起きているのか
・なぜメガネが必要なのか
・どうやって続けていくのか

この3つを少しずつ整理していけば大丈夫です。

まずは、
・何が起きているのか
・なぜメガネが必要なのか
・どうやって続けていくのか

この3つを少しずつ整理していけば大丈夫です。

大切なのは、焦らずに
【分からないことを分からないままにしないこと】
です。

疑問が出たら聞く。
不安があれば相談する。
その積み重ねが、結果としてお子さんにも親御さんにもプラスになります。

当店が大切にしていること

当店は、子どもメガネを作る時に
ただ処方通りに作るだけではなく、
【親御さんの不安を整理しながら、掛け続けられる形を一緒に考えること】
を大切にしています。

調節性内斜視のお子さんのメガネは、
作って終わりではありません。

・子どもが嫌がりにくいこと
・ずれにくいこと
・生活の中で続けやすいこと
・親御さんが無理をしすぎないこと

そういったことまで含めて考える必要があります。

だからこそ、診断直後の不安な時期に
少しでも気持ちを整理していただけるような発信を、
これからもしていきたいと思っています。

最後に

「調節性内斜視」と言われた日、
混乱するのは当然です。

難しい言葉、急なメガネの話、これからの生活への不安。
そのすべてが一気に重なれば、心が追いつかなくなるのは自然なことです。

でも、まず整理したいのは次の3つです。

・何が起きているのか
・メガネの意味は何か
・これからどう続けていくのか

ここを少しずつ理解していくことで、
必要以上に一人で抱え込まずにすむようになります。

同じように悩んでいる親御さんの参考になれば嬉しいです。

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