【こどもメガネ】メガネを嫌がるのは普通です

ーそれは失敗ではありませんー
弱視メガネのご相談で、
最初に多い言葉があります。
「うちの子、メガネを嫌がっていて…」
申し訳なさそうに、
不安そうに、
自信が無さそうに。
でも、まず最初にお伝えしたいことがあります。
メガネを嫌がるのは、普通です。
目次
- ○ 嫌がらない子の方が少ない
- ○ なぜ嫌がるのか
- ○ 「嫌がる=効果がない」ではない
- ○ パパママが一番つらい
- ○ 大切なのは「焦らさないこと」
- ○ こんな時は相談してください
- ○ 「できた日」を教えてください
- ○ 親子で続ける治療
- ○ 最後に
嫌がらない子の方が少ない
弱視メガネを初めてかける子どもにとって、
・顔に何かが乗る
・視界が変わる
・見え方が急に変わる
・周りの反応が気になる
これは大きな変化です。
大人でも、新しいメガネに慣れるまで時間がかかります。
子どもが戸惑うのは当然です。
嫌がることは、
”失敗”でも”後退”でもありません。
【とても自然な反応です。】
なぜ嫌がるのか
嫌がる理由は、ひとつではありません。
【①違和感】
フレームの重さや圧迫感。
鼻や耳の感覚の変化。
【②見え方の変化】
今までの見え方と違う世界が急に広がることへの戸惑い。
【③心理的な不安】
「みんなと違う」
「からかわれないかな」
子どもは、大人以上に環境に敏感です。
「嫌がる=効果がない」ではない
ここはとても大切なポイントです。
嫌がることと、
治療効果は別問題です。
むしろ、
・しっかり矯正されている
・視覚刺激が変わった
ときに違和感が出ることもあります。
もちろん、フィッティングの問題や
設計の問題が隠れていることもあります。
だからこそ、
「嫌がる=やめる」ではなく、
【理由を一緒に探すことが大切】です。
パパママが一番つらい
嫌がる子どもを前にして、
「ちゃんとかけさせないと」
「私のやり方が悪いのかな」
「怒りすぎたかな」
と、自分を責めていませんか?
でも、
それはパパママのせいではありません。
弱視治療は、
親の努力だかで決まるものではありません。
子どもにもペースがあります。
大切なのは「焦らさないこと」
弱視メガネは短距離走ではありません。
今日はできなかった。
昨日より嫌がった。
それでも大丈夫です。
大切なのは、
✔ 怒らないこと
✔ 比べないこと
✔ 完璧を求めすぎないこと
そして、
【親が安心していること。】
親が不安になると、
子どもはその空気を感じ取ります。
こんな時は相談してください
・強く嫌がる
・頭痛を訴える
・明らかにズレている
・かけると極端に疲れる
この場合は、
フィッティングや設計の調整が必要かもしれません。
弱視メガネは
作って終わりではありません。
調整しながら育てていくものです。
「できた日」を教えてください
どうしても、
できなかった日が気になります。
でも、
・今日は10分かけられた
・昨日より外す回数が少なかった
・自分から手に取った
こういう小さな前進があります。
弱視治療は、
小さな積み重ねの世界です。
親子で続ける治療
弱視メガネは
子どもだけの治療ではありません。
親子で続ける治療です。
だからこそ、
パパママが追い込まれないことが大切です。
完璧でなくていい。
毎日100点でなくていい。
続けられる形を、一緒に探せばいい。
最後に
もう一度お伝えします。
【メガネを嫌がるのは普通です。】
それは失敗ではありません。
焦らなくていい。
比べなくていい。
ひとりで抱えなくていい。
弱視メガネは、
親子だけで戦うものではありません。
困ったときは、
いつでもご相談ください。
