【補聴器】家族からの付き添い相談について

ー「本人は困っていないと言うけれど…」と感じたときにー
「本人は『大丈夫』って言ってるんですが…」
補聴器や大人メガネの相談で、
ご家族からよく聞かれる言葉です。
・テレビの音が大きくなった
・何度も聞き返すようになった
・会話がかみ合わないことが増えた
それでも本人は、
「まだ困っていない」
「別に不自由じゃない」
そう言います。
今回のブログでは、
家族が付き添いで相談される相談されるケースについて、
なぜそれがとても大切なのか。
そしてどう関わればいいのかを
分かりやすくお伝えします。
目次
- ○ 付き添い相談は、とても多いケースです
- ○ なぜ本人は「困っていない」と言うのか
- ・①自分では気づいていない
- ・②認めたくない気持ち
- ・③不安や怖さ
- ○ 家族が感じる「モヤモヤ」は大切なサインです
- ○ 本人が来なくても、相談して大丈夫です
- ○ 付き添い相談でよくある流れ
- ○ 「連れてくる」より「選択肢を渡す」
- ○ 家族ができる、やさしい声かけの例
- ○ 当店が付き添い相談で大切にしていること
- ○ 心配する気持ちは、間違いではありません
付き添い相談は、とても多いケースです
まずお伝えしたいのは、
【付き添いでの相談はまったく珍しくない】
ということです。
実際、
・補聴器相談の多く
・大人メガネの見直し
・見え方・聞こえ方の違和感
これらは、
【家族が先に気づくことがとても多い】のです。
本人よりも、
日常を一緒に過ごす家族の方が
変化に気づきやすいからです。
なぜ本人は「困っていない」と言うのか
本人が「大丈夫」と言う背景には、
いくつかの理由があります。
①自分では気づいていない
変化は少しずつ起こるため、
本人は「前と同じ」感覚のまま
生活をしていることがあります。
②認めたくない気持ち
・年齢を意識したくない
・周りに心配をかけたくない
こうした気持ちから、
無意識に否定してしまうこともあります。
③不安や怖さ
・補聴器を勧められるのでは
・メガネを変えなきゃいけないのでは
という不安から、
話題を避けているケースもあります。
家族が感じる「モヤモヤ」は大切なサインです
付き添い相談に来られるご家族は、
こんな気持ちを抱えていることが多いです。
・心配だけど、どう言えばいいか分からない
・強く言うと嫌がられそう
・でも、このまま放っておいていいのか不安
この【モヤモヤ】は、
とても大切なサインです。
気のせいではありません。
本人が来なくても、相談して大丈夫です
よく聞かれるのが、
「本人が来ていなくても、相談していいですか?」
答えは、
【もちろん大丈夫です】。
むしろ、
・どう声をかけたらいいか
・急ぐべきかどうか
・今は様子見でいいのか
こうしたことを
【家族だけで整理する時間】は
とても意味があります。
付き添い相談でよくある流れ
実際には、
こんな流れで進むことが多いです。
1.家族から今の様子を聞く
2.困っている場面を整理する
3.急ぐ必要があるかを確認
4.本人への伝え方を一緒に考える
この段階では、
【商品や金額の話はほとんどしません。】
「連れてくる」より「選択肢を渡す」
付き添い相談で
ご家族にお伝えしているのは、
【無理に連れてこなくていい】
ということです。
大切なのは、
・押しつけない
・決めつけない
・選択肢を渡す
「こんなお店があるよ」
「話だけ聞けるみたい」
そんな伝え方で、
十分なことも多いのです。
家族ができる、やさしい声かけの例
・「最近ちょっと聞きづらそうだなと思って」
・「心配だから、一度だけ聞いてみない?」
・「買うとかじゃなくて、相談だけみたいだよ」
【”困っている”より”心配している”】
この伝え方が、
気持ちを和らげることがあります。
当店が付き添い相談で大切にしていること
当店では、
・家族の気持ちを否定しない
・本人を悪者にしない
・急がせない
ことを大切にしています。
付き添い相談は、
【家族の優しさから始まっている】
と考えているからです。
心配する気持ちは、間違いではありません
付き添いで相談に来ることを、
「お節介かもしれない」
と感じる方もいます。
でも、
その心配は【間違いではありません】。
・気づいた人が動いた
それだけで十分です。
どうぞ、
ひとりで抱え込まずに相談してください。
