【全体】無理に売らない理由

ーメガネと補聴器は「決断」ではなく「納得」で選ぶものー
「相談したら、買わないといけませんか?」
これは、当店でよく聞かれる質問です。
そして当店では、いつもこうお答えしています。
「無理に買わなくて大丈夫ですよ。」
この言葉を聞いて、
少しホッとされる方もいれば、
「本当に?」と不思議そうな顔をされる方もいます。
なぜ当店では、
”売らないこと”を大切にしているのか。
今回のブログでは、その理由をお話します。
目次
- ○ メガネも補聴器も「高い買い物」だからこそ
- ○ 「売らない」=「何もしない」ではありません
- ○ こどもメガネで「売らない」を大切にする理由
- ○ 大人メガネで多い「我慢」の正体
- ○ 補聴器は「売られそう」という不安が一番大きい
- ○ 「決めない」という選択も尊重したい
- ○ 当店が目指しているのは「相談され続ける店」
- ○ 「売らない」は逃げではありません
メガネも補聴器も「高い買い物」だからこそ
メガネや補聴器は、
日用品の中でも決して安いものではありません。
特に、
・こどもメガネ(弱視メガネ含む)
・補聴器
は
金額以上に「不安」がつきまとう買い物です。
・本当に必要なのか
・失敗したらどうしよう
・使わなかったら無駄になるのでは
こうした気持ちを抱えたまま
「今日決めてください」
と言われたら、誰でも戸惑います。
当店では、
その戸惑いを無視して売ることはしたくありません。
「売らない」=「何もしない」ではありません
誤解されやすいのですが、
無理に売らないというのは
【何もしない、放置する】という意味ではありません。
むしろ逆です。
・今、何に困っているのか
・本当に必要なのか
・いつ頃、どんな形が合いそうか
これを一緒に整理することに、
一番時間をかけています。
【整理できてから選ぶ】
それが結果的に、
一番後悔の少ない選択になるからです。
こどもメガネで「売らない」を大切にする理由
こどもメガネの相談では、
親御さんがとても緊張されています。
それは、
・子どもの将来に関わる
・親の判断が影響する
・失敗したくない
という気持ちが強いからです。
そんな状態で
「これが正解です」
「今日決めましょう」
と言われたら、
不安が消えるどころか増えてしまいます。
当店では、
・少し様子を見る
・眼科の先生と連携する
・もう一度説明を聞く
といった選択肢を含めて、
【一緒に考える時間】を大切にしています。
大人メガネで多い「我慢」の正体
大人の方の場合、
売らない理由は少し違います。
多いのは、
【「我慢しすぎている」ケース】です。
・見えているから大丈夫
・今すぐ困っていない
・忙しいから後回し
でも実際には、
・夕方になると疲れる
・集中力が落ちる
・頭痛や肩こりが出る
といったサインが出ていることも多いです。
ここで当店が大切にするのは、
「無理に買わせる」ことではなく
【「今の状態を正しく知ってもらう」こと】。
知った上で、
「今はいいかな」
と判断するのも、立派な選択です。
補聴器は「売られそう」という不安が一番大きい
補聴器の相談で、
一番多いのはこの言葉です。
「売られそうで怖い」
だからこそ当店では、
【いきなり商品を出さない】ようにしています。
まずは、
・どんな場面で困っているのか
・本人はどう感じているか
・家族はどう見ているのか
を整理します。
補聴器は
「必要になったらすぐ使うもの」
ではなく、
【「慣れる時間が必要な道具」】です。
だからこそ、
焦らせないことが何より大切だと考えています。
「決めない」という選択も尊重したい
相談の結果、
・今は必要ない
・もう少し様子を見る
・家族で話し合う
という結論になることもあります。
当店では、
その判断を【間違いだとは思いません】。
むしろ、
【納得して決められなかった買い物ほど、
後悔につながりやすい】
と感じています。
当店が目指しているのは「相談され続ける店」
一度売って終わり、
ではなく、
・困ったら思い出してもらえる
・迷ったら相談してもらえる
・家族のことも含めて話してもらえる
そんな存在でありたいと思っています。
そのためには、
【信頼を先に積み重ねること】が何より大切です。
「売らない」は逃げではありません
無理に売らないという姿勢は、
簡単なことではありません。
時間もかかりますし、
すぐに結果が出るわけでもありません。
それでも当店は、
このやり方を続けています。
なぜなら、
【安心して選んでもらえたメガネや補聴器は、
長く使ってもらえるから】
そして、
それが一番の喜びだからです。
