【補聴器】相談することは、立派な親孝行です

ー聞こえの相談に、罪悪感はいりませんー
「こんなことで相談していいのかな」
「まだ本人が困っているわけじゃないし…」
「大げさにしていると思われないかな」
聞こえの相談を考えたとき、
多くのパパママ世代が、
こうした”ためらい”を感じます。
親を心配する気持ちがある一方で、
口出ししすぎているような気がして、
一歩踏み出せない。
でも、まずはっきりお伝えしたいことがあります。
聞こえの相談は、過保護でも、干渉でもありません。
それは、立派な親孝行の一つです。
目次
- ○ 親孝行=何かをしてあげること、だけではありません
- ○ 「まだ困っていない」は、本当にそうでしょうか
- ○ 相談=「決めること」ではありません
- ○ 「親のたまに動くこと」への罪悪感
- ○ 親もまだ、子どもに心配をかけたくない
- ○ だからこそ、家族からの相談には意味がある
- ○ 「メガネと補聴器の中尾」が見てきた親子のかたち
- ○ 相談は「親を変える」ためではありません
- ○ 「今は使わない」という選択も、立派な結果です
- ○ 親孝行は、静かなところにあります
- ○ 迷ったら、相談していい
- ○ 「相談していいのかな」と迷っている方へ
- ○ ご家族だけの相談も歓迎しています
- ○ 決めなくていい・買わなくていい相談です
- ○ 地域の「聞こえ相談役」として
- ○ こんな方は、一度ご相談ください
- ○ ご相談方法
- ○ 最後に
親孝行=何かをしてあげること、だけではありません
「親孝行」と聞くと、
何か特別なことを想像しがちです。
・旅行に連れて行く
・プレゼントを贈る
・一緒に食事をする
もちろん、それも素敵な親孝行です。
でも実は、
親の”日常の困りごと”に気づき、寄り添うことも、
とても大切な親孝行です。
聞こえは、
毎日の生活に直結します。
会話、外出、安全、安心。
その土台になる部分です。
そこに目を向けることは、
決して大げさなことではありません。
「まだ困っていない」は、本当にそうでしょうか
ご本人が
「まだ困っていない」
と言う時、
それは嘘ではありません。
多くの場合、
本人の感覚としては本当に
「なんとかやれている」状態です。
でもその裏側で、
こんなことが起きていることも少なくありません。
・聞き返すのを我慢している
・分からないまま会話を終わらせている
・人に迷惑をかけないよう、距離を取っている
これは、
”困っていない”のではなく、
”我慢している”状態です。
その我慢に気づいてあげられるのは、
一緒に過ごしてきた家族だからこそです。
相談=「決めること」ではありません
多くの方が、
相談することに
こんなイメージを持っています。
「行ったら、何か決めなあかん」
「買う・買わないを迫られそう」
「断りづらかったらどうしよう」
でも、本来の相談は
そういう場ではありません。
✔ 今の状態を知る
✔ 選択肢を知る
✔ 不安を整理する
そのための時間です。
特に聞こえの相談は、
”知るだけ”で終わってもいい
という性質のものです。
それを知っているだけで、
心のハードルはぐっと下がります。
「親のたまに動くこと」への罪悪感
パパママ世代の方とお話していると、
こんな言葉をよく聞きます。
「本人が嫌がることを、
子どもが先回りしていいのかな」
「自分の考えを押し付けている気がして…」
その気持ち、とてもよく分かります。
でも、ここで考えてみてください。
もし、
親が足元をふらつかせていたら。
もし、
目が見えにくそうにしていたら。
「大丈夫?」と声をかけることに、
罪悪感を感じるでしょうか。
聞こえも、
それと同じです。
生活の安全と安心に関わることだからこそ、
家族が気づき、声をかける意味があります。
親もまだ、子どもに心配をかけたくない
親世代の多くは、
「子どもに迷惑をかけたくない」
という思いを強く持っています。
だからこそ、
聞こえにくさを
自分から言い出せないことがあります。
・心配させたくない
・弱っていると思われたくない
・まだ大丈夫と思われたい
その結果、
家族が気づいても、
「まだ大丈夫」と返してしまう。
それは、
親なりの優しさでもあるのです。
だからこそ、家族からの相談には意味がある
ご本人が言い出せないからこそ、
家族が気づいた時点で
動く意味があります。
それは、
親の自立を奪うことではありません。
むしろ、
安心して生活を続けるためのサポートです。
「一緒に確認してみようか」
「使うかどうかは、その後でいいし」
そんな声かけは、
親の尊厳を守りながら、
安心を広げることにつながります。
「メガネと補聴器の中尾」が見てきた親子のかたち
当店には、
ご家族がきっかけで
相談に来られる方が多くいらっしゃいます。
最初は、
少し戸惑った表情をされていても、
話を聞き、測定をして、
状況が分かると、
ほっとされる方がとても多い。
「心配かけてたんやな」
「気づいてくれて、ありがとう」
そんな言葉が、
自然と出てくる場面も少なくありません。
相談は「親を変える」ためではありません
相談する目的は、
親を説得することでも、
考えを変えさせることでもありません。
目的はただ一つ。
親が、安心して毎日を過ごせるかどうか。
そのために、
情報を共有し、
選択肢を整える。
それが、
聞こえの相談の本質です。
「今は使わない」という選択も、立派な結果です
相談した結果、
「今はまだいい」
という結論になることもあります。
それでも、
相談した意味は消えません。
・状態を知った
・変化に気づけるようになった
・次のタイミングが分かるようになった
それだけでも、
大きな前進です。
相談=導入、ではありません。
相談=準備、です。
親孝行は、静かなところにあります
派手なことをしなくてもいい。
言葉にしなくてもいい。
「気づいてるよ」
「一緒に考えるよ」
その姿勢そのものが、
親孝行です。
聞こえの相談は、
親の人生を尊重する行動でもあります。
迷ったら、相談していい
もし今、
「これって相談するほどのことかな」
と迷っているなら。
その時点で、
相談していい理由は、
もう十分にそろっています。
罪悪感はいりません。
遠慮もいりません。
「相談していいのかな」と迷っている方へ
ここまで読んでくださった方の多くは、
きっと
「うちも少し当てはまるかも」
と感じていらっしゃるのではないでしょうか。
でも、聞こえの相談は
何かを決めるためのものではありません。
✔ 今の状態を知るだけ
✔ 家族として気になっていることを話すだけ
✔ どう声をかけたらいいか相談するだけ
それだけでも、大丈夫です。
ご家族だけの相談も歓迎しています
「本人はまだその気じゃなくて…」
「まず家族だけで話を聞きたい」
そんなご相談も、
当店は大切にしています。
無理に補聴器をすすめることはありません。
必要な方に、必要な情報だけを
分かりやすくお伝えします。
決めなくていい・買わなくていい相談です
聞こえの相談=購入、ではありません。
その日、何を決めなくても構いません。
相談して終わる方も、たくさんいらっしゃいます。
「話してみて、少し安心できた」
それだけでも、十分な意味があります。
地域の「聞こえ相談役」として
メガネと補聴器の中尾は、
地域で長く
「聞こえの相談」をお受けしてきました。
ご本人だけでなく、
ご家族の不安にも寄り添うこと。
それが、当店の役割だと考えています。
こんな方は、一度ご相談ください
・最近、会話がかみ合わないと感じる
・聞き返しが増えた気がする
・外出や集まりを避けるようになった
・どう声をかえたらいいか分からない
・まずは話を聞いてみたい
一つでも当てはまったら、
それは十分な理由です。
ご相談方法
・店頭でのご相談
・お電話でのご相談
・Web/SNSからのお問い合わせ
ご都合の良い方法で、
いつでもお声がけください。
最後に
聞こえを整えることは、
家族の安心を守ることでもあります。
一人で悩まなくていい。
家族だけで抱え込まなくていい。
「相談してもいい」
そう思っていただけたら、
それだけでこのブログを書いた意味があります。
