ご家族と一緒の相談が、いちばん安心です

ーなぜ「一人で悩まなくていい」のかー
「本人だけで行かせたほうがいいのかな」
「家族が一緒だと、かえって嫌がるかも」
「どこまで関わっていいんだろう」
聞こえの相談を考えたとき、
多くのご家族が、こうした迷いを抱えます。
心配しているのに、
出しゃばりすぎているように感じてしまったり、
逆に、距離を取りすぎている気がしたり。
でも実は、
聞こえの相談において
それは、
本人を追い詰めるためでも、
決断を迫るためでもありません。
「安心して向き合える環境をつくるため」です。
目次
- ○ 聞こえの悩みは、一人で抱えるほどつらくなる
- ○ ご家族だからこそ分かる「生活の中の困りごと」
- ○ 一緒に来店することで生まれる「安心感」
- ○ 「家族がいる=決断を迫られる」ではありません
- ○ 家族がいるからこそ、説明が伝わることもある
- ○ 「一緒に行く=干渉」ではありません
- ○ 「メガネと補聴器の中尾」がご家族相談を大切にする理由
- ○ 相談は「連れて行く」ではなく「一緒に行く」
- ○ 家族と一緒にだからこそ、前向きになれる
- ○ 一人で悩まなくていい理由
聞こえの悩みは、一人で抱えるほどつらくなる
聞こえにくさは、
見た目では分かりにくい悩みです。
そのため、
周囲から理解されにくく、
本人は知らず知らずのうちに
一人で抱え込んでしまうことがあります。
・聞き返すのが申し訳ない
・迷惑をかけたくない
・できない自分を見せたくない
こうした気持ちが積み重なると、
「誰にも言えない悩み」になっていきます。
だからこそ、
ご家族がそばにいて
「一緒に考えるよ」
という姿勢を見せることが、
とても大きな支えになります。
ご家族だからこそ分かる「生活の中の困りごと」
聞こえの相談では、
測定結果や数値だけでは分からないことが
たくさんあります。
・家ではどんな場面で困っているか
・テレビの音量はどれくらいか
・電話やインターホンは聞こえているか
・家族との会話はスムーズか
こうした「生活の中の聞こえ」は、
ご本人よりも
ご家族のほうがよく見えていることも多いのです。
決して、
本人が分かっていないわけではありません。
ただ、
日常の変化は
外から見ている人のほうが気づきやすい
というだけなのです。
一緒に来店することで生まれる「安心感」
実際に、
ご家族と一緒に来店された方の多くが、
こんな表情を見せてくださいます。
・緊張がやわらぐ
・質問がしやすくなる
・説明を落ち着いて聞ける
聞こえの相談は、
少なからず不安を伴います。
「何を言われるんだろう」
「補聴器をすすめられるのかな」
「断りにくかったらどしよう」
そんな時、
隣に家族がいるだけで、
気持ちはずっと楽になります。
それだけで、相談のハードルは下がるのです。
「家族がいる=決断を迫られる」ではありません
ご家族が一緒に来ると、
「買わされるんじゃないか」
「決めなきゃいけない雰囲気になるのでは」
と心配される方もいます。
でも本来、
聞こえの相談は
決断の場ではありません。
✔今の聞こえを知る
✔不安の言葉にする
✔選択肢を整理する
そのための時間です。
ご家族がいることで、
むしろ「今日は決めなくてもいい」という空気を
つくりやすくなることもあります。
家族がいるからこそ、説明が伝わることもある
聞こえの話は、
専門用語が多く、
一度では理解しきれないこともあります。
その場では分かったつもりでも、
家に帰ってから
「結局、どういうことだったっけ?」
となることも少なくありません。
ご家族が一緒に聞いていれば、
・後から確認できる
・説明を補い合える
・冷静に整理できる
これは、
本人にとっても大きな安心材料になります。
「一緒に行く=干渉」ではありません
ご家族が一緒に関わることを、
「干渉しすぎ」と感じる必要はありません。
むしろ、
聞こえの問題においては
関心を持っていること自体が、支えになります。
大切なのは、
決めるのは本人だという姿勢を
きちんと尊重すること。
・意見は伝わる
・判断は委ねる
・ペースを合わせる
このバランスが、
一緒に相談するうえでとても大切です。
「メガネと補聴器の中尾」がご家族相談を大切にする理由
私たちは、
聞こえの相談を
「本人対お店」という構図で考えていません。
その人の生活の背景には、
必ずご家族がいます。
だからこそ、
・ご家族からの事前相談
・ご家族同席での説明
・ご家族の不安や疑問
これらを、とても大切にしています。
無理にすすめることはありません。
必要なことだけを、
分かりやすく、丁寧に。
それが、
地域で長く続けてきた理由です。
相談は「連れて行く」ではなく「一緒に行く」
「連れて行く」という言葉には、
どこか強制的な響きがあります。
でも、
聞こえの相談は
「一緒に行く」ものです。
同じ方向を見て、
同じ情報を共有して、
一緒に考える、
その姿勢が、
本人の安心につながります。
家族と一緒にだからこそ、前向きになれる
一人だと不安なことも、
家族がいれば挑戦できる。
それは、誰にとっても同じです。
聞こえの相談も、
例外ではありません。
「一緒に行こうか」
その一言が、
大きな一歩になることがあります。
一人で悩まなくていい理由
聞こえの問題は、
決して特別な悩みではありません。
多くの家庭が、
同じように迷い、
同じように悩んでいます。
だからこそ、
一人で抱え込まなくていい。
家族で相談していい。
相談だけで終わってもいい。
それでいいのです。
