メガネを嫌がる子への対応
ー今日からできる声かけ・習慣づくりのコツー
「子どもがメガネを嫌がって掛けてくれない・・・」
「気づいたら外してる・・・どうしたらいいの?」
「弱視治療なのに、かけてくれなかったらどうしよう・・・」
パパママのこの悩みは本当に多いです。
特に弱視治療用メガネ・遠視メガネの場合、
”毎日きちんと掛けること”が治療効果に強く影響するため、余計に心配になりますよね。
でも安心してください。
子どもがメガネを嫌がる理由には必ず原因があり、
その原因に合わせた対応すると
少しずつ、そして確実に掛けられるようになっていきます。
今回のブログでは、パパママが今日から実践できる
✔ メガネを嫌がる理由と対策
✔ 年齢別のアプローチ
✔ かけたくなる声かけ
✔ 習慣づけのステップ
✔ 自宅でできる”成功率を上げる工夫”
を、やさしく分かりやすく説明したいと思います。
目次
- ○ メガネを嫌がる理由は「イヤ!」だけじゃない
- ・理由①:メガネが正しくフィッティングされていない
- ・理由②:見え方が急に変わりすぎて疲れる
- ・理由③:「かけること」に慣れていない
- ・理由④:まわりに見られるのが恥ずかしい
- ・理由⑤:言葉で理由を説明できない
- ○ 年齢別・かけられるようになるアプローチ
- ・①乳幼児~3歳
- ・②幼稚園~保育園
- ・③小学生
- ○ 今日からできる”かけたくなる声かけ”
- ○ 習慣づけのステップ
- ○ フィッティング調整で改善するケースが本当に多い
- ○ 家庭でできる工夫
- ○ メガネは”嫌がること”から始まってOK
メガネを嫌がる理由は「イヤ!」だけじゃない
子どもがメガネを嫌がると、
「性格かな?」「気まぐれかな?」
と思ってしまうかもしれません。
でも実際の理由は、とても現実的。
理由①:メガネが正しくフィッティングされていない
ズレる・痛い・重い・まつ毛が当たる・・・。
小さな不快感でも、子どもにとっては大問題です。
✔ 下がって見づらい
→視界が歪むため”かける意味がわからない”
✔ 鼻が痛い
→すぐ外したくなる
✔ 耳が痛い
→掛けるのが嫌になる
✔ まつ毛が当たる
→無意識に外す
大抵の「メガネ嫌い」はフィッティング改善で解決できます。
理由②:見え方が急に変わりすぎて疲れる
弱視治療や遠視矯正では、
メガネを掛けると”世界が急にくっきりしすぎる”ことがあります。
子どもは大人より敏感なので
・まぶしい
・疲れる
・違和感が強い
などの理由で嫌がることも。
理由③:「かけること」に慣れていない
大人でも、知らない帽子を被れと言われたら嫌ですよね。
子どもも同じで、慣れていないだけで嫌がることも多いです。
理由④:まわりに見られるのが恥ずかしい
特に幼稚園~小学生は
「友だちの反応」を気にすることがあります。
理由⑤:言葉で理由を説明できない
「なんで嫌なの?」と聞いても答えられない。
でも実際には
・ズレる
・しんどい
・怖い
・違和感
こういった感覚がある場合がほとんどです。
年齢別・かけられるようになるアプローチ
①乳幼児~3歳
この時期はとにかく”慣れ”が全て。
✔ まずは1分 → 3分 → 5分と徐々に伸ばす
✔ できたらすぐ褒める(オーバーに)
✔ 動きが止まっている時につける(食事・遊びの集中時)
✔ 外す前に必ず「予告」する
例)「あと3分で外そうね~」
短い時間の積み重ねが効果的です。
②幼稚園~保育園
この時期は「遊び」と「ごほうび」をうまく使うと成功しやすい!
✔ メガネをつけたらできる楽しい遊び
例:シール貼り、お絵かき、ブロック
✔ キャラクターの力を借りる
「〇〇ちゃん(キャラ)もメガネ大好きだって!」
✔ 外す時はマイナスの言葉を使わない
✕「どうして外すの!」
〇「おしい!あと少しでできたね!」
③小学生
小学生になると、説明をしっかりするだけで理解してくれることも多いです。
✔ なぜメガネが必要なのかを伝える
・目の育ちを助ける
・勉強が楽になる
・スポーツがしやすくなる
✔ 学校での困りごとを一緒に整理
・黒板が見えない?
・本が読みづらい?
✔ 「自分で選んだメガネ」という感覚をもたせる
フレーム選びの時に意見を聞くことが大事です。
今日からできる”かけたくなる声かけ”
子どもは理由より”感情”で動きます。
声かけは短くポジティブに。
✔ 「今日もメガネかっこいいね!」
✔ 「よく見えてるお顔がうれしいな」
✔ 「メガネつけたら〇〇がもっと楽しいね」
✔ 「お兄さん(お姉さん)みたいでステキ!」
逆にNGなのは・・・
✕ 命令口調
「つけなさい!」
✕ 罪悪感を与える
「つけないとダメでしょ!」
✕ 比較する
「〇〇ちゃんはちゃんとつけてるよ?」
メガネは「怒られる道具」になると、子どもは必ず嫌がります。
習慣づけのステップ
✔ STEP1:まずは”短時間”から
→1分でもOK。とにかく成功体験を。
✔ STEP2:”楽しい時間”と結びつける
→大好きな遊びの時にかける
✔ STEP3:外すのは大人が決める
→自分のタイミングで外すクセを防ぐ。
✔ STEP4:毎日”同じタイミング”でかける
→例)朝起きたらかける、など。
✔ STEP5:成功したら必ず褒める
→これが一番大事!
フィッティング調整で改善するケースが本当に多い
専門店として、言いたいことは
メガネ嫌いの大抵はフィッティング改善で解決します。
〇下がっている
〇痛い
〇思い
〇ズレる
〇まつ毛が当たる
〇レンズセンターが合っていない
これらがあると、そもそも”気持ちよく掛けられない”。
大阪市平野区の「子どもメガネの中尾」では
しっかりとフィッティングさせていただきます。
家庭でできる工夫
✔ メガネの置き場を決める
→習慣化の近道。
✔ 朝起きたらまずメガネ
→「靴下を履く」くらい自然な流れに。
✔ 外出時は必ず持つ
→かけ忘れを防ぐ。
✔ おうちの人が笑顔でかけさせる
→雰囲気が安心感につながる。
メガネは”嫌がること”から始まってOK
子どもがメガネを嫌がるのは
「当たり前」であり「自然」なこと。
大切なのは
嫌がる理由を知り、ひとつずつ丁寧に解決していくことです。
そして、治療用メガネは
”今日たくさんかけられたかどうか”
が視力発達に大きく影響します。
パパママがゆっくり寄り添ってあげるだけで、
ほとんどのお子さんは必ずメガネと仲良くなれます。
「子どもメガネの中尾」では、
メガネを嫌がるお子さんへのアドバイス・フィッティング調整・生活サポートまで
しっかり寄り添います。
