眼科の処方箋の読み方
ーS・C・AX・PD、子どもメガネで大切な数字の意味ー
子どものメガネを作るときに必ず必要なのが、
眼科の”処方箋(しょほうせん)”です。
でも、処方箋に書かれている
「S」「C」「AX」「PD」などの英語と数字・・・。
見慣れない記号が並んでいて、
「これって何を意味してるの?」
「強いの?軽いの?どれくらい大変なの?」
と不安になるパパママが本当に多いです。
結論から言うと、
これらの数字は”お子さんの目の特徴と見る力を整えるための大切な情報”です。
この記事では、
専門知識がなくても理解できるように、
一つひとつ丁寧に解説していきます。
読み終わることには、
処方箋を見るだけで「あ、今日はこういう見え方を整えているんだ!」
というイメージが持てるようになります。
目次
- ○ 処方箋に書いてある記号の基本セット
- ○ ①S(Sphere)とは?
- ・Sがマイナス(ー)の場合
- ・Sがプラス(+)の場合
- ・Sの数字の見方
- ○ ②C(Cylinder)とは?
- ・乱視のポイント
- ○ ③AX(Axis)とは?
- ・アクシスはなぜ大切?
- ○ ④PD(Pupil Distance)とは?
- ・PDが重要な理由
- ○ 処方箋は「お子さんの見え方の設計図」
- ○ 処方箋をもらったらどうすればいい?
- ○ 子どもメガネの中尾から
処方箋に書いてある記号の基本セット
一般的な処方箋に書かれることが多いのは以下の4つ。
✔ S(Sphere)= 近視or遠視の度数
✔ C(Cylinder)= 乱視の度数
✔ AX(Axis)= 乱視の方向
✔ PD(Pupil Distance)= 瞳孔間距離
これらが組み合わさって、
「お子さんだけの正しい見え方」に合わせたメガネが作れるのです。
では、一つずつやさしく見ていきましょう。
①S(Sphere)とは?
読み方:スフィア
意味:近視・遠視の強さ
処方箋では、こんな風に書かれています。
・S -2.00
・S +4.50
マイナスがプラスかで意味が変わります。
Sがマイナス(ー)の場合
これは、近視の度数を表します。
例)S -2.00
→「2の近視」がある状態
近視は、
メガネを外すと黒板がぼやける
というあの状態です。
子どもは、
・黒板が見えにくい
・姿勢が悪くなる
・目を細める
といった特徴が出やすいです。
Sがプラス(+)の場合
これは遠視の度数を表します。
例)S +4.50
→「4.50の遠視」がある状態
遠視は子どもの場合、
本人が気づきにくい屈折異常です。
強い遠視は、
✔ 弱視
✔ 集中力が続かない
✔ 斜視
などにつながるため、
眼科もとても慎重に評価します。
Sの数字の見方
数字が大きいほど、
・遠視なら”よりピントが合いにくい”
・近視なら”より遠くが見えにくい”
という意味になります。
②C(Cylinder)とは?
読み方:シリンダー
意味:乱視の強さ
乱視の度数はマイナス(ー)で書かれることが一般的です。
例)C -1.25
これは「1.25の乱視がある」という意味。
乱視は、
形がゆがんで見える・二重に見える・文字が読みづらい
などの原因になります。
乱視のポイント
✔ 強すぎる乱視は弱視の原因になる
✔ 本人が気づきにくい
✔ 字を読む時の集中力に影響する
乱視があるお子さんは、
丁寧に矯正(メガネ)をすることで、
脳が”正しい映像”を学習できるようになります。
③AX(Axis)とは?
読み方:アクシス
意味:乱視の方向(角度)
C(乱視の度数)とセットで記載されます。
例)C -1.25 Ax 180°
乱視には「度数」だけでなく「方向(角度)」があります。
角度が違うと、見え方のゆがむ向きも変わります。
アクシスはなぜ大切?
メガネのレンズは、
乱視の方向に合わせて”ピッタリ角度を合わせる”必要があります。
もし角度がズレると、
✔ 見え方が不自然
✔ 頭が痛い
✔ 気持ち悪い
✔ 乱視が十分に矯正されない
こういった不調が出ることも。
お子さんのメガネでは、
1~2度のズレでも見え方に影響することがあります。
だからこそ、
フィッティング(ズレないかけ位置の調整)が非常に重要なのです。
④PD(Pupil Distance)とは?
読み方:ピーディー
意味:瞳孔距離(=左右の黒目の中心の距離)
例) PD 54mm(両眼)
例) PD R 27mm / L 27mm (片眼ずつ)
子どものPDは大人より狭く、
年齢によっても大きく変わります。
PDが重要な理由
レンズの一番よく見える部分(光学中心)と
子どもの瞳の位置が合っていないと、
✔ 見え方が歪む
✔ 視力が十分に出ない
✔ 症状が改善しない
などが起こります。
つまり、
PDに合わせてレンズを加工し、フィッティングでしっかり位置を合わせるのが
子どもメガネの最重要ポイントです。
大人以上に”1mmのズレ”が見え方に響きます。
処方箋は「お子さんの見え方の設計図」
処方箋の数字は、
お子さんの”見え方の特徴”をそのまま表した設計図のようなものです。
これらを正しく読み取り、
最適なレンズ・フレームにつなげることで、
✔ ピントが正しく合う
✔ 脳へキレイな映像が届く
✔ 視力発達をサポートできる
✔ 弱視治療効果を最大化
✔ 近視進行を抑えやすくなる
こうした「見える力の土台作り」が可能になります。
メガネはただの道具ではなく、
脳の成長を助ける重要な役割を持っています。
処方箋をもらったらどうすればいい?
1.処方箋の内容に不安があれば、遠慮なく質問する
→分からなくて大丈夫。専門家が解説します。
2.処方箋をそのままメガネ店へ持っていく
→写真でもOKですが実物が確実です。
3.フレームは”生活に合うもの”を選ぶ
→遊び・走る・汗・姿勢なども考慮。
4.フィッティングは必ず専門店で
→メガネの効果に大きく関わります。
5.定期的な調整が必要
→壊れる前に、ズレる前に、気軽に来てください。
子どもメガネの中尾から
大阪市平野区で、
お子さんの「見えるを育てる」メガネ作りを専門に行っています。
✔ 処方箋の読み方も丁寧に説明
✔ 弱視・遠視・乱視・不同視・近視の総合サポート
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✔ 眼科との連携サポート
✔ パパママの不安ゼロを目指す接客
どんな小さな疑問でもお気軽にお声かけください。
処方箋の数字は、お子さんの未来の視力を守る大切なヒント。
一緒に読み解きながら、最適なメガネを作りましょう。
