弱視メガネはなぜ高い?
子ども用メガネの価格の裏側と、知っておいてほしい補助制度
弱視治療用のメガネを初めて作る時、
多くのパパママがびっくりするポイント。。。
それは
「子ども用メガネなのに結構高い・・・」
ということではないでしょうか。
特に弱視治療用レンズは、
大人用と比べても価格が高め。
「なんでこんなに高いの?」
「子どもなのに、もっと安くならないの?」
「フレームとレンズでこんなに違う?」
というご質問は、本当にたくさん聞かれます。
しかし弱視治療用メガネには、
”高い理由”がしっかりあります。
そして、
費用を大きく軽減できる
「補助制度」
が全国にあります。
この記事では、
〇弱視メガネが高い本当の理由
〇価格の内訳
〇品質による違い
〇補助金でどこまで軽減できるのか
〇作る時に気をつけたいポイント
これらを専門店として、
パパママが安心できる形でまとめてみました。
目次
- ○ 弱視メガネが高くなる理由は”医療補助具”だから
- ○ ①フレームが「こどもの弱視治療専用」に作られている
- ・〇子どもは鼻が低い → 下がりやすい
- ・〇ズレる=治療に影響する
- ・〇軽い=素材が特殊
- ○ ②レンズが「子どもの治療用として」特別設計
- ・〇強度の乱視レンズは高度技術
- ・〇不同視(左右差が大きい)には特殊な補正
- ・〇子どもは乱視軸のズレが許さない
- ○ ③専門店のフィッティング技術が必須
- ○ ④耐久性・安全性
- ○ ⑤成長に合わせて調整しやすい構造
- ○ ⑥助成金(補助制度)が使える
- ○ 安く作ればいい?
- ○ 弱視治療を成功させるメガネ選びのポイント
- ○ 価格よりも大切なこと
弱視メガネが高くなる理由は”医療補助具”だから
まず大前提として、
弱視治療用メガネは医療補助具です。
ただ”視力をよくする道具”ではなく
視力を発達させるための医療的な目的を持つメガネ。
そのため、
子ども用メガネは大人用以上に
こまかい技術や特殊な設計が必要になります。
①フレームが「こどもの弱視治療専用」に作られている
弱視治療のメガネは、
一般的なキッズメガネとは全く違う基準で作られいます。
〇子どもは鼻が低い → 下がりやすい
弱視メガネ用フレームは
「下がりにくい構造」が必須。
・鼻パッド位置の調整幅が広い
・素材が柔らかい
・軽量加工
・耳の後ろがズレにくい形状
これらは一般のキッズメガネより明らかにコストが高いです。
〇ズレる=治療に影響する
弱視治療で一番避けたいのが
”メガネがズレること”。
ズレるとレンズ中心が狂い、
治療効果は落ちてしまいます。
そのため、弱視治療用フレームは
〇調整幅が広い
〇柔軟で壊れにくい
〇密着しやすい構造
〇子どもの生活に合わせた耐久性
が高いレベルで求められます。
こうした技術が価格に反映されています。
〇軽い=素材が特殊
トマトグラッシーズ
グラシックジュニア
ますながのこどもめがね
omodok
これらのブランドは、
軽さ・柔軟性・強度を保つために
独自の素材を使っています。
一般的な子どもメガネとは
”素材の質そのもの”が違います。
②レンズが「子どもの治療用として」特別設計
次に、レンズの価格が高くなる理由。
弱視治療用レンズは、
〇強めの遠視
〇強い乱視
〇不同視
〇斜視の補強
など、子ども特有の課題に合わせて
設計が非常に緻密です。
〇強度の乱視レンズは高度技術
大人でも高い乱視レンズは高額ですが、
子どもの場合はさらに「軽さ+薄さ+治療効果」が求められます。
高度なレンズ設計が必要になり、
そのぶん価格が上がります。
〇不同視(左右差が大きい)には特殊な補正
左右のレンズ厚みが大きく違うと
〇重さの違い
〇見え方のバランス
〇フレームの変形
などの問題が起こるため、
軽量化や設計の工夫が必要です。
この価格も少し高くなる理由です。
〇子どもは乱視軸のズレが許さない
弱視治療用レンズは
「乱視の軸を正確に合わせる」
必要があります。
軸ズレ=治療失敗
というレベルの重要度。
このため、
高精度の加工が必要となります。
③専門店のフィッティング技術が必須
弱視メガネは
”作って終わり”ではありません。
むしろ
フィッティング(掛け具合)こそが治療の心臓部。
専門店では
〇mm単位で中心合わせ
〇鼻パッドのカスタム
〇耳の角度調整
〇下がり防止対策
〇成長に合わせた再フィット
弱視治療用フィッティングは、
大人のメガネとはまた違った技術が必要です。
④耐久性・安全性
子どもは
引っ張る・落とす・座る・ぶつかる
が当たり前。
だから
〇折れにくい
〇曲がりにくい
〇安全性の高い素材
〇柔軟に戻る構造
〇壊れても直しやすいパーツ
これらを兼ね備えたフレーム=高品質素材
となり、価格が高くなる理由です。
⑤成長に合わせて調整しやすい構造
弱視治療は2~数年続きます。
その間に
・鼻の高さ
・耳の位置
・顔幅
・生活スタイル
すべてが変わります。
その変化に合わせて
調整がしやすいフレームが必要。
これも価格に反映されています。
⑥助成金(補助制度)が使える
「高い・・・大丈夫かな・・・」
と思われたパパママに、必ずお伝えしたいことがあります。
弱視治療用メガネは、
自治体の補助制度(療育費等)が利用できます。
地域によって金額は異なりますが、
一般的には
約40,000円程度の補助
があります。
弱視・斜視および先天白内障術後の屈折矯正の治療用として用いる
眼鏡およびコンタクトレンズの作成費用として利用可能です。
当店では
〇助成金の説明
〇必要書類の案内
など丁寧にサポートいたします。
【強度乱視・不同視など特殊なケース】
フレーム+レンズ:35,000~70,000円
→助成金で軽減されるため、負担は大幅に減ります。
安く作ればいい?
これもよくある質問ですが、答えは
”治療メガネは安さ優先では選ばないほうが良い”
です。
その理由は簡単で、
〇ズレる
〇痛い
〇掛けられない
〇壊れやすい
→結果、視力が伸びない
これが一番避けたいからです。
子どもの未来の視力のために、
品質とフィッティングを優先するのが治療成功の近道です。
弱視治療を成功させるメガネ選びのポイント
まとめると。。。
✔ フレームは”弱視治療に向いたもの”
✔ レンズは”度数と目的に合ったもの”
✔ 専門店でミリ単位のフィッティング
✔ 助成金を使って負担を軽減
✔ 子どもが掛けやすいメガネを選ぶ
この5つが治療成功に直結します。
<こどもメガネの中尾>では
〇治療に合うブランドの選定
〇助成金の案内
〇調整サポート
〇修理対応
までトータルでサポートしています。
価格よりも大切なこと
弱視治療用メガネは確かに安くありません。
でも、これは
”視力の未来に投資する道具”
です。
・よく見える
・集中できる
・学びやすい
・運動しやすい
・自信がつく
これらはすべて「視力」が支えています。
費用が心配なときは、遠慮なくご相談ください。
助成制度も最大限活用しながら、
お子さんに最適な一本をご提案します。
