難聴の種類
大阪市平野区で「メガネと補聴器の中尾」を運営している中尾光宏です。
今回は難聴の種類について説明したいと思います。
「難聴」とは簡単に言うと聴力が低下している状態のことを言います。
そして補聴器を販売する上で、
エンドユーザーさんの難聴がどんな難聴なのか把握する必要があります。
ひとえに難聴といっても、難聴の部位によっては大きく3種類に分かれます。
「伝音性難聴」「感音性難聴」「混合性難聴」の3種類です。
目次
- ○ ①伝音性難聴
- ○ ②感音性難聴
- ○ ③混合性難聴
- ○ 耳鼻科への受診をオススメします。
①伝音性難聴
外耳から中耳にかけての伝音器(音を伝える器官)の障害が原因でおこる難聴です。
中耳炎や鼓膜の損傷などから起こる難聴が伝音性難聴です。
耳垢で耳穴が詰まっている等も伝音性難聴です。
この場合、医学的な治療が可能とされています。
補聴器による改善にはかなりの効果が期待できます。
②感音性難聴
内耳や聴神経といった感音器の障害が原因の難聴です。
加齢による聴力の低下や、
長時間騒音にさらされていたことで起こる難聴などがこれにあたります。
一般的に医学的な治療による聴力の改善は困難だとされています。
しかし、程度に個人差はありますが、
補聴器を装用することで聞こえを改善することが可能です。
③混合性難聴
伝音性難聴と感音性難聴の両方の症状がみられる難聴です。
耳鼻科への受診をオススメします。
このように、難聴には種類がありますので、自分はどの難聴なのか把握するためにも
まずは耳鼻科での受診をオススメしております。