【調節性内斜視】急に目が寄ってきた…これって悪化してるの?
そう感じた時に、親御さんがまず知っておきたいこと
ある日ふとお子さんの顔を見た時に、
「あれ、前より目が寄って見える気がする」
「急に目立つようになった?」
「これって悪くなってるのかな…」
そんなふうに不安になったことはありませんか。
昨日まではそこまで気にならなかったのに、
今日はなんだか目立って見える。
あるいは、写真を見返した時に
「あれ?」と気づくこともあるかもしれません。
親御さんとしては、
・急に悪化したのかな
・何かあったのかな
・このままで大丈夫?
・すぐに相談した方がいい?
と、とても心配になると思います。
特に、調節性内斜視や目の寄りが気になるお子さんを見ていると、
少しの変化でも不安になりやすいものです。
でもまず最初にお伝えしたいのは、
”急に目が寄って見える”ことと、”本当に急に悪化している”ことは、必ずしも同じではない
ということです。
ここを落ち着いて整理することが、
親御さんの不安を少し和らげる第一歩になります。
目次
- ○ 「急に寄って見えた」=すぐに悪化、とは限りません
- ○ 目が寄って見えやすい場面があることもあります
- ○ 写真で気づくこともあります
- ○ こんな時は「ただの波」ではなく、相談を考えたいこともあります
- ○ 不安な時は「どんな時に気になるか」を少し残してみてください
- ○ 「気にしすぎかな」と思う時こそ、無理に我慢しなくて大丈夫です
- ○ 親御さんの「なんとなく気になる」は、とても大切です
- ○ 当店が大切にしていること
- ○ 最後に 「急に目が寄ってきた」と感じた時に大切なのは、この2つです
「急に寄って見えた」=すぐに悪化、とは限りません
子どもの目の見え方や寄り方は、
毎日いつでも全く同じように見えるわけではありません。
大人でも、疲れている時に表情や目つきが違って見えることがありますが、
子どももその日の体調や状況によって、
目の印象が変わって見えることがあります。
例えば、
・疲れている時
・眠たい時
・体調が万全ではない時
・集中している時
こうした場面では、
普段より目の寄りが目立って見えることがあります。
親御さんからすると
「急に悪くなったのでは」と感じるほど気になることもありますが、
実際にはその日その時の状態が関係していることも少なくありません。
つまり、
【”いつもより目立って見えた”ということはあっても、
それだけで即、悪化とは言い切れないことがある】
ということです。
この視点を持っておくだけでも、
必要以上に慌てすぎずに様子を見やすくなります。
目が寄って見えやすい場面があることもあります
目の寄り方は、
いつでも同じように見えるわけではないとお伝えしましたが、
実際には”目立ちやすい場面”があります。
たとえば、近くを一生懸命見ている時。
絵本を見ている時、タブレットやおもちゃを近くで見ている時、
そうした場面では、目の使い方によって寄って
見えやすくなることがあります。
また、夕方や眠たい時間帯など、
疲れがたまってくると気になりやすくなることもあります。
親御さんの中には、
「朝はきにならなかったのに、夜に見たら寄っている気がした」
「普段は分からないのに、近くを見ている時だけ気になる」
というふうに感じる方も多いです。
これはとてもよくあることで、
だからこそ
【”いつ、どんな時に気になったのか”】
を見ることが大切になります。
単に「寄っていた・寄っていなかった」ではなく、
どんな場面で目立ちやすいのかを知ることで、
次に相談する時にも状況を伝えやすくなります。
写真で気づくこともあります
最近は、日常の中でお子さんの写真を撮る機会も多いですよね。
その中で、ふと写真を見た時に
「この写真、目が寄って見えるかも」
「片目だけ気になる」
「前より目立つ気がする」
と感じることがあります。
写真は一瞬を切り取るものなので、
普段は気にならなくても、
ある角度や一瞬で表情で目立って見えることもあります。
ですから、
【写真1枚だけで”確実に悪化した”と決めつけすぎないこと】
も大切です。
ただし逆に、
何枚かの写真で繰り返し気になる、
以前より頻繁に気になる、
という場合は、気づきとして大切にしてよいと思います。
写真は、親御さんが
「なんとなく気になる」を確認する材料にもなります。
必要以上に怖がる必要はありませんが、
【”気になる変化を残しておける手段”として写真を活用する】
のはとてもよい方法です。
こんな時は「ただの波」ではなく、相談を考えたいこともあります
ここまで、急に寄って見えても、
必ずしもすぐ悪化とは限らないことをお伝えしてきました。
でも同時に、
「気のせいかな」で終わらせない方がよい場面もあります。
たとえば、
・前より寄って見える場面が増えた
・疲れていない時でも気になるようになった
・近くを見る時だけでなく、普段から気になる
・写真だけでなく、日常でも分かることが増えた
・以前より明らかに印象が変わった気がする
こうした変化がある時は、
一時期な見え方の違いだけではなく、
相談した方がよいサインになることもあります。
ここで大切なのは、
【「すぐに悪化と決めつけない」ことと同時に、
「気になる変化をなかったことにしない」こと】
です。
この2つのバランスがとても大事です。
親御さんは優しいので、
「気にしすぎかな」
「もう少し様子を見た方がいいのかな」
と、自分の不安を抑えてしまうことがあります。
でも、毎日見ている親御さんだからこそ分かる変化もあります。
その感覚は、軽く見なくて大丈夫です。
不安な時は「どんな時に気になるか」を少し残してみてください
もし「急に目が寄ってきて気がする」と不安になった時は、
その気持ちを頭の中だけで抱え続けるより、
少し記録に残してみるのがおすすめです。
例えば、
・いつ気になったか
・どんな場面だったか
・疲れていたか、眠たそうだったか
・近くを見ていたか、遠くを見ていたか
・写真で気づいたのか、日常で気づいたのか
・最近、気になる頻度が増えている気がするか
こうしたことを、簡単にメモしておくだけでも十分です。
すると、
「なんとなく不安」が
「こういう時に気になる」に変わってきます。
これは親御さんの気持ちを整理する助けにもなりますし、
次に相談する時にも、とても伝えやすくなります。
写真があるなら、気になるものを残しておくのもよいと思います。
もちろん、完璧に記録しなければいけないわけではありません。
大切なのは、
【”不安をそのまま抱える”のではなく、”少し整理できる形にする”こと】
です。
「気にしすぎかな」と思う時こそ、無理に我慢しなくて大丈夫です
親御さんの中には、
「こんなことで相談していいのかな」
「様子見と言われたし、気にしすぎかも」
と遠慮してしまう方もいます。
でも、気になる時は相談して大丈夫です。
子どもの目のことは、
毎日全く同じように見えるわけではないからこそ、
親御さんの中に”不安”が残りやすいものです。
その不安を我慢し続けるよりも、
・こういう場面で気になる
・前より増えた気がする
・写真でも気になった
ということを整理して、必要な時に相談できる方が、
親御さんにとっても気持ちが楽になります。
様子を見ていく期間というのは、
親が一人で不安を抱え続ける期間ではありません。
【変化を見ながら、必要な時に相談できる状態を保つ機関】
と考えると、少し気持ちが楽になるかもしれません。
親御さんの「なんとなく気になる」は、とても大切です
医療的な言葉で説明できなくても、
親御さんが毎日見ているからこそ気づけることがあります。
・前よりきになる気がする
・なんとなく違う気がする
・うまく言えないけれど心配
そういう感覚は、決して無駄ではありません。
もちろん、気になる=すべて無駄ではありません。
でも、親御さんの違和感には意味があることもあります。
ですから、
「ちゃんと説明できないから相談しにくい」
と思わなくて大丈夫です。
”なんとなく気になる”でも、十分大切なきっかけです。
当店が大切にしていること
当店では、子どもメガネを考える時に、
単にメガネを作ることだけではなく、
【親御さんの不安を整理しながら、お子さんが無理なく続けられる形を一緒に考えること】
を大切にしています。
とくに調節性内斜視のように、
親御さんが日々の小さな変化に敏感になりやすい
テーマでは、
・どこまで気にすればよいのか
・どんな変化が大切なのか
・どう見守っていけばよいのか
こうしたことを、分かりやすく整理していくことが
とても重要だと思っています
最後に 「急に目が寄ってきた」と感じた時に大切なのは、この2つです
「急に目が寄ってきた気がする」
そう感じた時、親御さんはとても不安になると思います。
でもまず大切なのは、
【1つ目】
すぐに”悪化”と決めつけすぎないこと
体調や疲れ、見る場面によって、
目立って見えることもあります。
【2つ目】
気になる変化を、そのままにしないこと
前より頻度が増えた、
日常でも気になるようになった、
そんな時はメモや写真に残しながら、必要な時に相談して大丈夫です。
つまり大切なのは、
【慌てすぎないこと】と【見逃さないこと】
この両方です。
同じように不安になっているご家族の参考になれば嬉しいです。

